痛い・しみると感じたら早めに受診~一般歯科~

痛い・しみると感じたら早めに受診~一般歯科~

お口の中の病気として一般的なのが虫歯。現在では、虫歯の原因やそのメニズムは解明されているため、適切なケアを続ければ未然に防ぐことが可能なのですが、今もなお虫歯にかかる人は多く、お口のケアが十分にできていないために起こっています。あなたは、虫歯の原因や症状についてどれくらいご存知ですか? 適切なケアが行えていますか?

埼玉県新座市の歯医者「井上歯科医院」では、できるだけ痛みを感じさせない無痛治療に取り組んでいます。しかし、何より痛みを感じることなく過ごせるのは、虫歯にならないことです。当院では、予防歯科にも対応し、虫歯で辛い思いをしなくてすむようなご提案をしています。もし、歯に痛い・しみるといった虫歯独特の症状があるなら、お早めにご相談ください。早めの処置なら、歯やお口にダメージを少ないうちに治療が行えます。

虫歯の原因

お口の中で次の4つの要因が重なったときに虫歯を発症します。どなたにも起こりうることですので、しっかり因果関係を知って、適切に虫歯を予防しましょう。

虫歯菌の存在 口に残る糖分 弱い歯質 食後の時間
虫歯菌の存在 口に残る糖分 弱い歯質 食後の時間
お口の中には何億もの細菌が生息しています。その中でもミュータンス菌に代表される細菌が虫歯の原因菌となります。虫歯菌は歯に付着するプラークの中に生息しています。 食後、口腔内に糖分が残っていると、その糖分を栄養源にして分解し、虫歯菌が「酸」を生み出します。この「酸」によって歯が溶かされていくのが虫歯なのです。 歯質が虫歯菌の出す「酸」に強いか弱いかで虫歯へのなりやすさが決まります。また歯並びが悪いと、食べかすが残りやすく、虫歯になりやすい傾向があります。 食後30分ほどすると虫歯菌が活発に活動を開始するとされています。この時間までに、ブラッシングなどでお口の中から糖分を取り除くことが虫歯予防の第一歩となります。

虫歯の進行と治療法

進行段階 症状 治療法
初期虫歯(C0)

初期虫歯(C0)

歯の表面が白濁して見えます。目で見てそれと確認するのは難しいほどです。痛みやしみる症状はありません。 この段階なら、正しいブラッシング、フッ素塗布などで治癒が期待できます。
エナメル質の虫歯(C1)

エナメル質の虫歯(C1)

虫歯に溶かされたエナメル質が茶色っぽく見えます。この段階でもまだ痛みやしみるような自覚症状はありません。 虫歯になっている部分を削り取ります。歯科用プラスチック(レジン)などで穴を埋めます。麻酔を使用せず処置が可能です。
象牙質の虫歯(C2)

象牙質の虫歯(C2)

神経に近い歯質・象牙質まで虫歯に溶かされています。歯にしみる症状が出てきます。 虫歯部分を削り、詰め物・被せ物を装着して歯質を補います。麻酔が必要な処置となることがほとんどです。
神経の虫歯(C3)

神経の虫歯(C3)

歯の内部を通る神経や血管まで虫歯に冒されています。激しい痛みがあり、冷たいものだけでなくあたたかいものを口にしても歯がしみる症状があります。 血管や神経が通る歯髄(しずい)を取り除く「根管治療」が必要となることがほとんどです。
末期の虫歯(C4)

末期の虫歯(C4)

神経が死んでしまっているため、痛みは感じられなくなっています。しかし、再度歯の内部に膿が溜まってくると、再び猛烈な痛みに襲われます。 この段階までくると、ほとんどの場合抜歯となります。抜歯後や、入れ歯やインプラントといった補綴(ほてつ)物で歯を補います。
治療すれば終わりではありません

治療すれば終わりではありません

虫歯はお口の感染症ですので、治療が終わってからも虫歯菌が口腔内にある限り、再発しやすい病気です。そのため、当院では治療後の良好な口腔内環境を維持し、健康なお口で生活していただくために、メインテナンスをご提案しています。定期検診やPMTCなど、患者様のお口の状態に合わせて最適なご提案をいたします。ぜひお気軽にご利用ください。

歯科医師が往診にお伺います! ~訪問歯科診療~

歯科医師が往診にお伺います! ~訪問歯科診療~

埼玉県新座市の歯医者「井上歯科医院」は、療養や障害など歯科医院に通うことができない方へ向けて、訪問歯科を行っています。臨床の歯科医師として、長く歯科医療に携わってきた歯科医師と衛生士が訪問しますので、安心して歯科診療をお受けいただけます。

日本の歯科医療は、ここ数年で非常に発展し、虫歯の数も減少。インプラントなどの高度な治療も浸透してきましたが、まだまだ在宅歯科医療は進んでいないのが現状です。当院では、地元に密着した30年以上にわたる実績を元に、訪問歯科の充実に努め、どのような方でも安心して治療を受けることができる環境を整えていきます。

対応可能エリア

当院から半径16kmが訪問可能地域となっております。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

往診の流れ

STEP1 診察
カウンセリング
お口の中の状態確認とともに、療養状態や食事の状態、嚥下(えんげ)状態などもお伺いしながら、お一人おひとりの問題点を診断していきます。
STEP2 治療計画 診察結果を元に、健康で、楽しくお食事ができることなどを中心に、治療計画を立てていきます。しっかりご説明しながら、無理のない治療計画を提案します。
STEP3 治療 治療計画に沿って治療を開始していきます。歯科医師が訪問しますので、歯のことのみならず健康面などにおいてもアドバイスします。
STEP4 メインテナンス 単発の口腔内の治療に加え、定期的な口腔ケア、摂食嚥下機能の訓練、誤嚥性肺炎の予防など、継続的なサポートを行います。

往診チェックシート

下記のような症状やお悩みがある場合は、訪問歯科をお考えください。

お口全体
お口の中がいつも乾いている
舌の上が白くなっている
ブラッシングをしても口臭がある
言葉がはっきりしなくなってきた
歯ぐき
虫歯があるが通院できずそのままにしている
ブラッシングすると出血する
歯がグラグラする
歯ぐきが腫れている・出血している
歯が欠けたまま・抜けたままになっている
入れ歯
入れ歯をつくりたい
入れ歯があっていない
食事の食べカスが入れ歯の間に入ってしまう
入れ歯作成後、歯医者に行っていない
食事
食事の際に咳き込んだり・むせたりする
食べ物を飲み込むことができなくなってきている
食べ物をこぼすことが多い
食事に要する時間が長くなってきている
食事の後、喉がゴロゴロする
体力
元気がない
風邪をひきやすい・よく熱をだす

詳しい訪問歯科の内容については一般社団法人 日本訪問歯科協会のホームページをご覧ください。

健康な口腔内環境を維持していくための提案 治療後のメインテナンスの重要性

トップへ戻る